クラシカルホメオパシーみちのね

あなたの歩んできた道は、どんな音色が奏でられていましたか?

クリスマスローズ ~ヘレボラス~ のレメディ 「・・・・・」

 

昨日は、セイヨウオキナグサ・プルサティーラのホメオパシーのレメディについて書いたので、

今日はキンポウゲ科つながりで、クリスマスローズのレメディについて書いてみたいと思います。

 

(プルサティーラについてはこちら↓)

michinone.hatenablog.com

 

 

クリスマスローズ。やっぱり同じキンポウゲ科だから、

セイヨウオキナグサと花のうつむき加減と言い、似てますよね。

 

育てているお家が多く、見かけると美しいなぁと。

 

とても可憐なお花ですが、毒性は強く、

名前の由来もHellionは「殺す」、boraは、「食べ物」を意味します。

(見かけによらず、すごいギャップ!)

 

紀元前600年ごろ、戦争で生物兵器として使われていたようです。

川にヘレボラスの根を浸して、それを飲んだ住民は死んでいったんだそう。

 

古代ローマでは、向精神薬や利尿剤、下剤としても利用されていました。

 

ヘレボラスの毒性は、中枢神経、消化器、腎臓に作用して、

嘔吐や腹痛、ぼーっとしたり、感覚が麻痺したり昏睡状態に陥ります。

 

中枢神経に作用するので、身体を制御できなくて、手足が勝手に動いたり、

体液のバランスが崩れ、浮腫もおきます。

後頭部の頭痛、光に過敏になったりもします。

(これは、クリスマスローズが半日蔭で生育するから納得)

 

ホメオパシーのレメディとして使用する場合は、

急性の場合では、頭を強く打ったことによる脳震盪にも使われます。

頭部外傷で慢性的な影響がある方にも使えますね。

 

 

慢性の場合では、

何にも無関心で、ぼーっとした人。

感覚がかなり鈍っているので、集中できず、記憶力も乏しくて、鬱っぽい人。

元々は感覚が過敏なので、悲しみや絶望に浸りきってしまって、

麻痺しているような人。

もう、誰とも関わらない、シャットアウト状態。

自分を麻痺させることが、唯一の生きる術なんでしょうね。

 

見た目からは、かなり意外なクリスマスローズ

クリスマスローズの写真を見ながら、これを書いていたら、

なんだかボーっとしてきました笑

西洋オキナグサ ~プルサティーラ~ のレメディ「見捨てないでね」

 

 

 

 


たまたま行ったホームセンターで翁草を見つけました。

「翁草」とだけ書かれていたのだけど、

花の大きさからたぶんこれはセイヨウオキナグサ

 

ホメオパシーでもよくレメディとして使われるPuls.プルサティーラの原物質です。

一度見てみたいと思っていたから、見つけた時は大興奮(笑)

2鉢も購入しました。

 

眺めていると、やっぱりかわいい。

花も葉もフワフワの綿毛がおおわれていて、

思わず「守ってあげたい」と思ってしまうようなお花です。

なぜか昔からキンポウゲ科を見ると、思わずため息が出るくらい、

うっとりしてしまうところがあります。

 

この、セイヨウオキナグサはWind Flowerとも言われていて、

風に吹かれて揺れながら育ちます。

根はかなりしっかりしていて、群生して咲くのが特徴です。

 

ホメオパシーのレメディとして処方される人の特徴として、

繊細で、人見知りの人。風に吹かれるように気分が変わりやすく、よく泣いてしまう。

優柔不断ではあるけど、実は、芯がしっかりしているところもあります。

愛情を求めるので、子供だったら抱きしめられるのが大好きです。

 

私の子供もPuls.プルサティーラに近くて、

何度かレメディを取ったことがあります。

 

もう体重も20キロほどあるのに、いまだに抱っこが大好き。(腰痛い泣)

自己主張をあまりしないけど、友達といるのはとても好きなんです。

初めての場所にいく時は、必ず緊張して、カチコチに。

私とつないでいる手が、ぎゅーっと硬くなります。

そして、身体の特徴としては、一日中を通してほぼ喉が乾かない。

どちらかというと、依存体質だなと感じています。

 

植物の特徴がそのまま処方箋レメディに反映されているところが、

ホメオパシーの面白さです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分子栄養学認定アドバイザーになりました!

 

 

去年から学び始めた分子栄養学ですが、

この度はれてアドバイザーとして認定されました!

 

まだまだ学びの途中ですが、学ぶたびに毎回目からウロコで、

私自身の経験から照らし合わせてみると、

「だから、あの時はこんな症状が出てたんだ!」

と答え合わせができている状態です。

 

これから学んでいくことも、何かみなさんのお役に立てればと思いますので、

今後もこのブログを楽しみにしてくださいね~

知ってほしい! タンパク質の大切さを!

 

 

 

以前のブログで、血液検査でのタンパク質チェック方法をお伝えしました。

 

(そのブログは、こちら↓)

michinone.hatenablog.com

 

分子栄養学を学び始めてから、タンパク質の重要性を知り、

毎回食事にも必ずタンパク質を取り入れるようになったのですが、

どうしてそんなにもタンパク質が重要かと言うと。。。

 

タンパク質の働きの一つに酵素があります。

これは、例えば唾液に含まれるアミラーゼのようなもの。

唾液のアミラーゼはデンプンを分解する働きをしますよね。

 

酵素は、あるものを別の物質に変えるのを助ける役割があります。

 

他に酵素と言えば、

消化酵素は、食物の消化や吸収をするのに欠かせないし、

代謝酵素は、栄養素からエネルギーを生み出したり、細胞を再生したり、

解毒酵素は、細菌やウイルスなど病原体をやっつけてくれたり、不良なタンパク質を排除したり、

生きる上では欠かせない物質です。

 

タンパク質の量が少なく、酵素が少なければ、

消化力が落ちて栄養を消化吸収できず、エネルギーが作れず疲れやすく、

細菌やウイルスを排除できずに免疫が低下した身体になってしまいます。

 

どんなにミネラルやビタミンを取っていたとしても、

それらは、酵素を助ける働きをする補酵素にしかならず、

タンパク質を取らないと触媒作用(あるものを別の物質に変える化学反応のこと)は起こせません。

(逆もまたしかりですが。。。)

 

タンパク質の大切さが少しでも分かっていただけたでしょうか?

ぜひ、お食事には必ずタンパク質を取ってくださいね。

 

 

 

 

あなたのその不調は血糖値のせいかもしれません?!

 

健康診断結果を私自身が活かせてないことに気づき、

血液検査の見方をお伝えしてきました。

 

今回は、今出ている不調はもしかすると、食事による血糖値に関係しているかも!というのがテーマです。

 

 

皆さんは、3食同じ時間に食事を取れてますか?

なかなか仕事をしていたり、子育てをしていると、思うように食事の時間を取れないですよね。

 

先日、美容院でアシスタントの方とお話していたら、お昼はおにぎり1つだけ食べて、すぐ仕事を始めるって言ってました。。。

 

食事をちゃんと取れてないと、低血糖を起こしてしまい、

頭痛、イライラ感、動悸がしたり、めまいがしたり、突然疲れてしまったり、

パニック発作をおこしたりと、あらゆる症状が起きます。

 

こんな時、身体の中では何が起こっているのかと言うと。。。

身体のあらゆる場所で血糖値を上げようとホルモンが放出されます。

「戦う」時に放出されるアドレナリン、

不安や恐怖を感じるノルアドレナリン

成長ホルモンや、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモンコルチゾール

過剰分泌されます。

 

低血糖でこんなに多くのホルモンが分泌されるのは、

脳を守るためです。

そして多くのホルモン分泌されているときは、交感神経が優位になって、先ほどのような症状が出てきてしまいます。

 

身体はエネルギー貯蔵ができない脳を守るために、必死で血糖値を上げようとしてるんです。(自分を必死で守ろうとしている身体、感動しませんか?)

 

だから、食事をまともに取っていないにもかかわらず、症状が出たからと言って、

病院にかかって、お薬を処方されても根本的な改善にはつながらないわけですね。

 

まずは、ちゃんと3食食事を取りましょう!

そうすると、今ある症状も少し緩和されるかもしれませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

健康診断の結果、活かせてますか? ⑤自律神経編

 

 

これまで、健康診断の結果を実生活に活かそう!

ということで、前回まで貧血編、タンパク質編、脂質編、消化編の血液検査の見方と考えられる身体の状態を説明してきました。

(前回まではこちら↓)

 

michinone.hatenablog.com

 

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今日は、自律神経編です。

 

ちなみに、あなたはどんな毎日を過ごしていますか?

毎日が火がついたように、山のような仕事や育児に追われ、

休む暇がなく、一日が怒涛のように終わる。

はたまた、

 

何かをしたくても、なんだかやる気が起こらず、ぐったり・・・

そんな一日でしょうか。

 

この自律神経のバランスを白血球でチェックすることができますよ。

 

〇好中球とリンパ球 

こちらの比率で自律神経のバランスを見ることができます。

好中球:リンパ球=60:30  が理想的ですが、

 

好中球が↑、リンパ球↓ の数値になると、交感神経優位とされます。

食事を取れていなかったり、ストレスがあると、

副腎からホルモン(コルチゾール)を出して過緊張の状態になります。

この状態だと、胃や腸の動きが止まってしまいます。

 

副腎は、腎臓の上にある2~3cmほどの小さな臓器。

こんな小さな臓器ですが、私たちの生命を守っている大切な臓器です。

 

 

一方、

リンパ球が↓、リンパ球↑ の数値になると、副交感神経優位とされます。

この状態は、交感神経が優位で過緊張であり続けた結果。

副腎が完全に疲れてしまって、コルチゾールのホルモンも出せない状態です。

かなりまずい状態ですね。

 

 

この自律神経は、食事のとり方でも大きく左右されます。

「食事で自律神経が左右されるの??」

私もこれを聞いたときは、??でしたが、

これにはちゃんと理由があるんです。

 

その続きは、また次のブログで。。。

 

 

 

健康診断の結果、活かせてますか? ④消化編

 

 

 

 


健康診断の結果を実生活に活かそう!

ということで、前回まで貧血編、タンパク質編、脂質編の血液検査の見方と考えられる身体の状態を説明してきました。

(貧血編、タンパク質編、脂質編はこちら↓)

 

michinone.hatenablog.com

 

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今回は、消化編になります!

 

どんなに栄養満点の食事を取っても、

消化力がなければ身にならないので全く意味がありません。

 

まず、消化のプロセスですが、

食べる⇒噛む⇒胃酸、胆汁、消化酵素⇒栄養吸収⇒便

というまるでちくわのような筒(消化管)を通って消化されます。

 

消化吸収に大切なことは、

・自律神経のバランスが整っていること

 消化には、副交感神経支配なので、イライラしていると消化しづらくなります!

・よく噛むこと、唾液を分泌すること

 早食い禁物です!

・胃酸、胆汁の分泌、消化酵素が整っていること

 

以上のことを気を付けると、消化力が上がりますよ。

 

では早速、検査項目を。

 

〇PG1  ペプシノーゲン1

 目安数値 45~50

 これは、タンパク質の消化力を間接的に反映しています。

 数値を上回ると炎症が考えられ、胃酸抑制剤を服用している方も高くなります。

 下回ると、タンパク質の消化力の低下が疑われます。

 低い方は、酸味のある食べ物やレモンをかけたり酸の物を足すと消化が上がりますよ。

 

〇Cl クロール

Clクロールは、胃酸(HCl塩酸)の材料になるので、

胃酸がよく出ているかがわかります。

目安数値は、108です。

数値が低い時は、胃酸不足が疑われます。

もし、あまり水分をとらないなど、身体に脱水が起こっていたり、

下痢をしていると数値は高めに出てしまいます。

 

 

ちなみに、胃酸の働きはというと、

・胃の中の微生物を殺菌

・鉄を小腸で吸収しやすくする

・タンパク質を分解しやすくなる   です。

 

胃酸の分泌が低いと、鉄不足につながります!

 

 

〇MCV

貧血編で出てきた赤血球の大きさを見る項目

(↓ MCVについてはこちら)

michinone.hatenablog.com

 

目安数値は、90~95

上回ると、胃酸不足が疑われますよ。

 

 

次に、

胃酸は、副交感神経が優位の時に促進されるので、

自律神経のバランスをチェックできる白血球の数値からも

胃酸分泌をチェックすることができます!

 

〇好中球とリンパ球 

こちらの比率で自律神経のバランスを見ることができます。

好中球:リンパ球=60:30  が理想的ですが、

好中球が↑、リンパ球↓ の数値になると、交感神経優位で胃腸機能が抑制されていて、

リンパ球が↓、リンパ球↑ の数値になると、副交感神経優位で疲れやすく消化するエネルギーもないと考えられます。

 

何かストレスを抱えているときに感じる胃の痛みは、まさに、

この自律神経のバランスが崩れて、胃酸が胃粘膜を刺激しているんですよね。

 

あなたの消化力はどうでしたか?

食事は、毎回ゆったりと楽しんで取りたいですね(^^)