ホメオパシーに興味を持つきっかけになった出来事があります。
それは、社会人になって3年目の春。
左まぶたに痒み。
初めは軽い痒みだったのが、気がつくと常に痒くて皮がポロポロと剥がれ落ちてきました。
目は目立つし、早く治したくて近くの皮膚科に。
とても話を聞いて下さる優しい感じの方で、安心したのを覚えています。
西洋医学の薬とできるだけ身体に負担のないようにと漢方の薬も出してもらいました。
西洋医学の塗り薬であっという間に痒みもなくなり、まぶたも元通り。
目薬で痒みが起こる事もあると教えてくださったので、目薬を使うのをやめました。
「治った〜」と安心していたのですが、
翌年の春、また左まぶたに同じ痒み。
「また??」
同じ皮膚科に行くと、同じ目薬の話と全く同じ薬を処方されました。
目薬は使うのをやめたし、もう痒みは出ないはずなのになぜ?
処方された塗り薬でまたあっという間に元通りになったのですが、
その翌年の春にまたまた左まぶたに痒み!
これは、治ってないじゃん!
薬使ったのに、なんで同じことを繰り返すの?
薬は、根治しないんだ!
「根治」という言葉を知っていた訳ではないけど、私の頭にはこの言葉が浮かびました。
「薬を使えば、症状は全てなくなる、
根っこから病気は治る」
そう思っていたのは間違いだったことに気付かされました。
薬は、何のためにあるのか。
これがホメオパシーと出会うきっかけになった出来事でした。