クラシカルホメオパシーみちのね

あなたの歩んできた道は、どんな音色が奏でられていましたか?

プルービングって何? レメディが持っているストーリー

前回のブログでは、
処方箋のレメディは動植物の「毒」を使うとお伝えしました。
 
(↓前回のブログです)
 

 

michinone.hatenablog.com

 

今日は、どうやってレメディは作られるのかをお伝えしたいと思います。
 
レメディに使われる原物質には、動物の毒や、虫だと体全体、
植物は根っこや葉や花、鉱物は物質全体を
すりつぶし、希釈と振盪(強く振りたたくこと)で作られるのですが、
その後必ずプルービングを行っています。
 
それが何かというと、言わば人体実験です(笑)
実際にそのレメディを取って、
身体や精神にどんな反応があるのかをデータを取っていきます。
 
これからレメディにする希釈振盪した物質を大勢で同時に取り、
感情、身体は頭から足先まで、いつどんな症状が出たかをある一定の期間、
細かく記載していきます。
 
そして取ったデータを薬効書としてレメディを作るのです。
(プルービングで出てきた症状は、ある期間を過ぎると通常消えていきます)
 
 
一度、私はホメオパシー学校の授業の一環でクラスのみんなで、
あるレメディを取りました。
 
レメディを取って一時間、自分をひたすら観察。
どんな感情が起きてる? 身体はどんな感じ?と。
 
私に起きたのは、両手の重い感じでした。
なんだか分からないんだけど、ずーんと重い。
 
一時間後、クラスのみんなでシェアすると、
私と同じように重い感じを受けた人がチラホラ。
 
ある敏感な人は、
「なんだか空を飛んで旅行しているような気分でした」と
いう人もΣ(・□・;)
 
取ったレメディは、Apisエイピス。ミツバチのレメディでした。
これは、すでにレメディとして使われているもので、
浮腫としてのレメディでもあります。
 
私の腕の重たさは、浮腫の感じをだったんだ!と
驚き、感動したのを覚えています。
 
後、Apisエイピスの特徴としては、
ハチに刺されたような赤く腫れた炎症、刺すような痛みなどの皮膚トラブル、
喉の痛み、結膜炎や、膀胱炎にも使用されたりします。
メンタル面としては、せかせか忙しく落ち着きがなく、神経質で、イライラしていて、攻撃的です。
ミツバチが花を飛び回って忙しく蜜を集める感じがよく出てるって思いませんか??
 
レメディにはそれぞれ、感情、身体の特徴的なストーリーを持っています。