以前のブログで、血液検査でのタンパク質チェック方法をお伝えしました。
(そのブログは、こちら↓)
分子栄養学を学び始めてから、タンパク質の重要性を知り、
毎回食事にも必ずタンパク質を取り入れるようになったのですが、
どうしてそんなにもタンパク質が重要かと言うと。。。
タンパク質の働きの一つに酵素があります。
これは、例えば唾液に含まれるアミラーゼのようなもの。
唾液のアミラーゼはデンプンを分解する働きをしますよね。
酵素は、あるものを別の物質に変えるのを助ける役割があります。
他に酵素と言えば、
消化酵素は、食物の消化や吸収をするのに欠かせないし、
代謝酵素は、栄養素からエネルギーを生み出したり、細胞を再生したり、
解毒酵素は、細菌やウイルスなど病原体をやっつけてくれたり、不良なタンパク質を排除したり、
生きる上では欠かせない物質です。
タンパク質の量が少なく、酵素が少なければ、
消化力が落ちて栄養を消化吸収できず、エネルギーが作れず疲れやすく、
細菌やウイルスを排除できずに免疫が低下した身体になってしまいます。
どんなにミネラルやビタミンを取っていたとしても、
タンパク質を取らないと触媒作用(あるものを別の物質に変える化学反応のこと)は起こせません。
(逆もまたしかりですが。。。)
タンパク質の大切さが少しでも分かっていただけたでしょうか?
ぜひ、お食事には必ずタンパク質を取ってくださいね。